活動レポート #2|初めての自律航行船開発合宿@神奈川・湯河原

2020.06.30

活動レポート #2|初めての自律航行船開発合宿@神奈川・湯河原

7月某日、神奈川の湯河原で自律航行船の開発合宿を実施しました。
前回の活動レポートでお伝えしましたが、弊社は2023年の自律航行船の実現を向けて、日々技術開発を行っております。

今秋(2020年)に、独自の「進化するクルーザー」の発表を予定していますが、自律化に向けて、1/16のスケールモデルを制作し様々なテストを行っています。今回の合宿ではスケールモデルをプール内にて制御することを目指しました。

なぜ湯河原で?と思うかもしませんが、実は船の開発をしていて困ることはテストを行う場所の確保です。川や海などは、風や波の影響を受けるので現段階のテストには適しておらず、屋外プールで行うことがベストなのですが、都内ではレンタルプールなどテストに適したロケーションを見つけることが難しい。。。

そこで、Airbnb を利用して庭先にプールを設置できる一軒家をお借りしました。川のせせらぎなどが聞こえて来て、静かでとってもいいところです!ちなみに湯河原は温泉地で有名ですが、入りに行く余裕がなく、今回は足湯ならぬ足プールで我慢です(笑)

プールは直径3mほど。これに30cmほどの水位まで水を貯めて、いざテスト開始です!制御にはロボット開発で広く使われているRoS を用いてGPS信号と合わせて、スケールモデルをコントロールします。船独特の挙動を考慮しながら、アルゴリズムをチューンナップしていくことで、将来的には様々な船体に適用できるノウハウが蓄積されていきます!

今回は2泊3日の缶詰スケジュールで行ないました。創業メンバーも全員集合し、日が落ちるまでは開発に集中し、その後は発表に向けてのアクションの確認や、長期的な事業展開についての打ち合わせを実施しました。

今年に入ってから主要メンバーが揃って集まるのは初めてだったため、かなり白熱!実際に動くモデルをみながら議論をすると、具体的なイメージがわきやすく、今後のプランがより一層明確になりました。

もう間もなく、クルーザーの発表などMarine X としての怒涛の(?)成果発表がスタートします!希少な海系スタートアップとして、新しい提案を行ってまいりますので、どうぞご期待ください!

それでは、また!

 

#活動レポート

 

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